「最近、お腹が出てきたな」「腰回りにぜい肉がついてしまった」と感じていませんか?30代や40代、そして50代ともなると、ウエストのお肉が増えやすくなります。いわゆる中年太りです
中年太りの原因としてまず考えられるのは、消費カロリーの減少です。私たちが1日に消費するエネルギーのうち、実は60~75%は基礎代謝が占めていると言われます。基礎代謝の量は、男性で18歳くらい、女性は15歳くらいでピークを迎えるとされ、その後は、年齢とともに低下していきます基礎代謝が落ちてエネルギー消費が減ると、そのぶん余ったカロリーは脂肪として体内に蓄積されていきます。これが中年太りにつながります
筋肉
基礎代謝は、呼吸や体温調整など生命維持に使われるエネルギーで、特に体を動かしていなくても無意識に働いています。では、基礎代謝を落とさないようにするには、どうすればよいのでしょう。その答えは「アクティブで冷えにくい身体をつくる」ことです。
まず、筋肉の量を維持することが一つのポイントになります。人体の部位別の基礎代謝のうち、骨格筋は22%を占めるとされ、筋肉が1キログラム増えると、それだけで基礎代謝が13キロカロリー増えるといいますさらに、筋肉がより多くの酸素(新鮮な血液)を必要とするようになるため、血流が良くなりますこれが代謝を活発化させます
激しい筋トレで太ももや胸部の大きい筋肉をムキムキにする必要はありません。体の内側の細かい筋肉(インナーマッスル)を含めて、バランス良く目覚めさせることが大切です
冷えにくい体質
基礎代謝アップのためにもう一つ大事なのは、冷えにくい体質になることです体温が1度下がるだけで、代謝量が12~13%減るとも言われています普段からカラダが冷えている人は、それだけ太りやすいということです。
冷えの解消には、簡単なストレッチがおすすめです。座りっぱなしのパソコン作業や立ち仕事などで同じ姿勢を長時間続けていると、筋肉が硬くなって血液が循環しにくくなります。仕事や家事の合間に1分間だけでもストレッチをすると、筋肉が柔らかくなり、血液を循環させる「ポンプ」としての働きが活発化体がぽかぽかと温まりやすくなります
ウェルエイジングな習慣
ダイエットの決め手になるのは、ウェルエイジングな習慣ですウェルエイジングとは上手にステキに年齢を重ね、体や心、脳が喜ぶようなことを少しずつ実践することで、若々しさや健康度が大きく変わってきます
イルチブレインヨガ御影スタジオでは、ウェルエイジングのための体操や呼吸・瞑想法を楽しく実践しています。まずは体験レッスンへのご参加がオススメお気軽にお問い合わせください